Q&A集

商品として販売できるものは、廃棄物の扱いとはなりませんか?
ある物の要・不要を判断するには、その物の占有者の主観的な意思の他、取引価値の有無などの客観的な要素も判断材料となります。
実務上は、「1円で売れる物だから、廃棄物ではない」とは言い切れないケースが多いことに注意して下さい。

ある物が廃棄物(不要物)に該当するかどうか判断する際には、
(1) その物の性状
(2) 排出状況
(3) 通常の取扱い形態
(4) 取引価値の有無
(5) 占有者の意思
などを総合的に判断して決定するのが通例となっております。

但し、「総合的に」判断することがポイントですが、実務上、特に行政の考え方としては、(4) の「取引価値の有無」が重視される傾向にあります。

なぜか?
行政の立場としては、廃棄物処理業の許可無しに廃棄物を処理させるわけにはいきませんので、どうしても廃棄物か有価物かという判断はシビアになります。「取引価値の有無」を「物の売却額とその他経費との差引」と定義すれば、単純な引き算だけで廃棄物かどうかが判断出来るようになります。そのため、行政の現場では、「物の売却額とその他経費との差引」がプラスかマイナスかと言う点が、重視されることになっているようです。

では、具体的に言いますと、100円で売れる物であっても、売主側が送料1,000円負担する場合は、物品の売買というよりも、不要物、すなわち廃棄物として取り扱うのが適当ということになります。

最後に、今回のご回答については、最も適当であると考えられる判断基準をご紹介しておりますので、最終的なご判断には、あくまで上記 (1) 〜 (5) などを総合的に判断して決定する必要がありますことをご了承下さい。
判断基準等でお困りの場合には、弊社営業担当者にお問い合わせ頂くか、弊社HP質問コーナーまでお問い合わせ下さい。