建設リサイクル
新しい日本の街づくりを私たちの再資源化製品が支えています
建設リサイクル法とは2002年に施行されたこの法律は、特定建設資材(建設発生木材、コンクリート塊、アスファルト)のリサイクル(困難な場合は縮減)を、一定規模以上の新築工事などの受注者に義務づける法律で、資源の有効利用や廃棄物の適正処理を図ることを目的としています。
処理フロー図





主なリサイクル製品
エタノール建設廃木材を主原料に、「KO11」(遺伝子組み換え菌)を使って発酵させ工業用エタノールを製造。木材から作るエタノールは、トウモロコシなどの食物から作られるエタノールとは違い、食料需給を圧迫することがないという利点があります。
リグニンペレットエタノール原料用チップに水と硫酸を加えて化学反応させ、分解する際に発生する木材残さをペレット成型した製品。バイオエタノール製造工場内のボイラー燃料として出荷しています。
無水石膏廃石膏ボードのリサイクル時に分離された二水石膏を乾燥炉で加熱脱水し、地盤改良材や建材原料として再生されます。
二水石膏石膏ボードの原料で、硫酸カルシウムを主成分としています。
再び石膏ボードの原料として利用されます。
RPF(固形燃料)塩化ビニル系を除く熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂といった廃プラスチックと製紙原料として利用が困難な紙くずを主原料に加熱溶融後、固形化。コンパクトかつ化石燃料と同程度の熱量を持つことから、石油・石炭の代替燃料として製紙会社等でボイラー燃料として利用されています。
再生砕石コンクリート塊やアスファルト廃材などを破砕し粒度調整したものが再生砕石です。グループ会社の大阪・泉州建廃処理事業(株)では、上層路盤材として利用できる「ジュンくん(再生粒度調整砕石)」と下層路盤材として利用できる「カンちゃん(再生クラッシャーラン)」の2種類の再生砕石製品を製造・販売しています。
スラグアスベストは溶融施設で最高2000℃の高温で処理、ガラス状の溶融スラグとして回収し、土木資材などに再利用されます。