早わかり!はじめての大栄環境
事業
大栄環境は家庭や工場などから排出される廃棄物の処理やリサイクル、再生可能エネルギーの創造などを通じて、暮らしを支える重要な社会インフラを担っているんだ。
例えば、スーパーや食品加工場などから排出される食品残さを、堆肥やバイオガスに変えているよ。
食品残渣 堆肥 可燃ごみや粗大ごみなども自治体に代わって処理しているんだ。
ほかにも、災害発生時のがれき処理を手伝ったり、事前に自治体が処理計画を策定する際の支援もしているよ。
災害廃棄物処理の様子 「廃棄物は循環可能な資源」という考えから、どんな廃棄物の処理もできるよう、リサイクル技術も磨いているんだ。
再資源化事業関連
あゆみ
大栄環境の始まりは1979年。廃棄物の最終処分事業からスタート。事業を永続していくためにも、いち早くリサイクル事業を開始したんだ。
大きな転機となった出来事の一つが1995年の阪神・淡路大震災。複数の被災自治体からがれき処理の協力要請があって、全社一丸となって大量のがれき処理を進めたよ。
阪神淡路大震災後の処理の様子 こうした取組みを通じて、地域との信頼関係を築いてきたんだ。
さらに、⼤栄環境は最終処分場の跡地を活⽤し、地域に還元しているよ。
2001年にオープンした和泉リサイクル環境公園は、⾃治体・地域の⽅々への感謝のしるしなんだ。
和泉リサイクル環境公園 2013年の三重エネルギープラザ竣工も大きな転機になったよ。「処理からリサイクルへ」という創業時からの想いが詰まった施設で、自治体との取引拡大とともに業績も大きく伸びたんだ。
三重エネルギープラザ 2022年12月には、東京証券取引所プライム市場に上場したんだ。
グループ企業32社、従業員2,000人を超え、今後も持続的に成長していくために、コーポレートガバナンス・コードに沿った組織を整備しようというのが一番の目的だよ。
もう一つ目的があったんだ。廃棄物処理は社会インフラを担う重要な事業でありながら、ネガティブなイメージをもたれていることがある。それを払拭し、透明性の高い企業であることを知ってもらおうと考えたんだ。
かんきょうフェスティバル グループの歴史・沿⾰ふれあい感謝祭
数字でわかる大栄環境(2024年3⽉期)
3つの戦略
日本の廃棄物分野は、年間、約4,000万tCO2の温室効果ガスを排出している。そのうちの9割弱が廃棄物の焼却と埋立に伴う排出なんだ。
2023.03 環境省 「廃棄物・資源循環分野における
カーボンニュートラル実現」プロジェクトの
研究開発・社会実装の方向性2050年カーボンニュートラル実現に向けて、この温室効果ガスを削減するために、大栄環境は3つの戦略を進めているんだよ!