2021年3月15日プレスリリース
メタン発酵施設及び堆肥化施設設置許可取得に関するお知らせ
大栄環境株式会社(本社:大阪府和泉市、代表取締役:金子文雄)は、メタン発酵(バイオガス発電)施設及び堆肥化施設として、一般廃棄物及び産業廃棄物処理施設の建設許可を2021年1月22日に取得し、今月より建設工事を開始します。
メタン発酵(バイオガス発電)施設及び堆肥化施設は、当社子会社の三重中央開発株式会社三重リサイクルセンター敷地内に建設し、有機性廃棄物(食品廃棄物・有機汚泥・廃液等)からメタン菌の働きによりバイオガスを取り出します。このバイオガス原料を、リエネルミエ株式会社(代表取締役:井上吉一)が買い取り、固定価格買取制度(FIT制度)を活用して売電します。堆肥化施設においては、食品廃棄物から堆肥を製造します。
メタン発酵施設では、肥料化や飼料化に向かない食品廃棄物でも活用でき、地球温暖化対策等、食品関連事業者にとって喫緊の課題に有効であると言われています。本事業を含め、今後も食品廃棄物をはじめとする有機性廃棄物の処理事業を推進します。
当社グループは、顕在化する社会課題解決のため、今後も資源循環や地域貢献に取り組み、持続可能な社会づくりに貢献します。
■施設の概要
〇 メタン発酵施設
- ① 事業内容:バイオガス発電施設
- ② 設置場所:三重県伊賀市治田字北福澤3680-4 他
- ③ 処理能力:320t/日 × 365日 = 116,800t/年
- ④ メタン発酵槽容量:4,000m3 × 2基 = 8,000m3
- ⑤ 発電規模:1,980kW (最大出力990kW × 2基)
- ⑥ 年間発電量:約10,000MWh (一般家庭の約3,000世帯分)
- ⑦ 着工予定:2021年3月中旬
- ⑧ 試運転予定:2022年9月
- ⑨ 本稼働予定:2023年4月
- ⑩ 設計会社:株式会社神鋼環境ソリューション
- ⑪ 事業スキーム:当社が、メタン発酵施設の維持管理を行い、株式会社神鋼環境ソリューションがメタン発酵処理設備の建設、発電設備の建設及び維持管理を請負います。
■事業スキーム図
〇 堆肥化施設
- ① 事業内容:堆肥化施設
- ② 設置場所:三重県伊賀市治田字道幸田3712-1 他
- ③ 処理能力:92t/日 × 365日 = 33,580t/年
- ④ 堆肥生産量:4.5t/日
- ⑤ 着工予定:2021年3月中旬
- ⑥ 試運転予定:2022年9月
- ⑦ 本稼働予定:2023年4月
- ⑧ 設計会社:株式会社モリプラント
- ⑨ 事業スキーム:当社が堆肥化施設の維持管理を行います。
- ■本リリースに関するお問い合わせ先
- 大栄環境株式会社 経営管理本部総務部広報課
- TEL:078-857-5276(受付時間:9時~17時)
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