食品・飲料廃棄物
食品・飲料廃棄物の資源循環を促進
食品廃棄物
スーパーや食品加工工場などから排出される食品廃棄物を発酵・熟成させることで、良質な堆肥を製造。この堆肥を使って育てられた野菜は、収穫後、再び店頭で販売されたり、 ⾷品加⼯⼯場で加⼯され、⾷品ロス問題の解決への⼀助となっています。また新しい取り組みとして、食品廃棄物などからメタン菌の働きによりバイオガスを取り出し、発電に利用するバイオガス発電にも取組んでいます。
堆肥化
食品加工工場などから排出される野菜や肉、魚、パンなどの食物残さを発酵・熟成させ、良質な堆肥を製造しています。一般販売を行っており、土に混ぜることで手軽に野菜をおいしく育てることができます。
食品リサイクルループで資源循環を促進
スーパーや食品加工工場などから排出される野菜や肉、魚、パンなどの食物残さを約2ヶ月にわたって発酵・熟成させ、良質な堆肥を製造します。この堆肥を使って育てられた野菜は、収穫後、再び店頭で販売されたり、食品加工工場で加工されます。
取扱い拠点
- 兵庫県三木市
- 三重県伊賀市
メタン発酵によるバイオガス発電
メタン発酵(バイオガス発電)施設及び堆肥化施設を大栄環境(株)伊賀リサイクルセンターに建設しました。
メタン発酵・バイオガス発電は、有機性廃棄物(食品廃棄物・有機汚泥・廃液等)からメタン菌の働きによりバイオガスを取り出し、固定価格買取制度(FIT制度)を活用して売電します。メタン発酵施設では、肥料化や飼料化に向かない食品バイオマスを有効活用し、資源の循環による地域貢献を目指しています。
前処理施設であらゆる荷姿に対応
破砕処理能力の高い前処理施設を設置しており、包材に入っている製品廃棄物などどんな荷姿でも破砕選別し、食品廃棄物のみをメタン発酵処理することが可能です。
取扱い拠点
- 三重県伊賀市
関連情報
- ・プレスリリース「メタン発酵(バイオガス発電)施設及び堆肥化施設の稼働開始に関するお知らせ」(https://www.dinsgr.co.jp/news/news_no249/)
炭化
食品工場から排出される有機性汚泥を乾燥炉で乾燥させたものを、さらに炭化炉にて炭化したものが炭化物。主に土壌改良剤等に利用されています。
飲料廃棄物
従来の焼却処理ではなく、廃棄飲料からエタノールを発酵させ、バイオエタノール燃料化させる独自のリサイクル方法で、コスト削減を実現しながらの処理が可能です。あらゆる飲料、また容器に対応し、転売のリスクを防止するためのセキュリティー対策も万全に行っています。
バイオエタノール燃料化
廃ジュースや廃アルコールといった廃飲料からエタノール発酵させ、バイオエタノール燃料化させる独自のリサイクルを行っています。
取扱い拠点
- 大阪府堺市
関連情報
- ・DINS関西(株) webサイト
(https://www.dinskansai.co.jp/business/baio_business/index.html)
あらゆる飲料・容器に対応
多数の処理実績があり、あらゆる飲料・容器に対応しています。一見処理が難しそうなものも処理できる場合がありますので、お気軽にご相談ください。
- 対応飲料
- 水、茶系飲料、コーヒー、ココア、清涼飲料水(果汁/炭酸/機能性/スポーツ/ノンアルコール飲料)、酒、牛乳、スープ、豆乳等
- 対応容器
- ペットボトル、アルミ缶、スチール缶、一斗缶、ドラム缶、ガラス瓶、紙パック、ポリタンク、ガロンタンク、バルクタンク 等
※梱包された状態でも問題ありません。上記以外の飲料、容器にも対応しておりますので、詳細はお問い合わせください。
二軸破砕機で確実に商品価値をなくします
二軸の破砕機であらゆる飲料製品を容器ごと細かく破砕、確実に商品価値をなくします。また作業現場には防犯カメラを複数台設置しており、処理はもちろんのこと保管に対しても24時間監視しています。
廃棄物追跡システムで転売を防止
製品廃棄物の転売防止対策として、排出事業者向けに製品廃棄物が適正に処理されたかをトレースすることのできるトレーサビリティ―システムを提供しており、転売などのブランド毀損を未然に防止することが可能です。