大栄環境グループ

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鹿児島県霧島市令和7年8月豪雨の支援完了に関するお知らせ

このたび鹿児島県で発生しました豪雨により、お亡くなりになられた方々に心より哀悼の意を表します。 また、被害を受けられたすべての皆さまにお見舞い申し上げます。

当社グループは、霧島市からの要請に基づき、災害廃棄物処理に関する協定のもと、災害廃棄物の適正かつ迅速な処理により、仮置場の運営および災害廃棄物の処理を完了いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。

1.背景

2025 年8⽉7⽇から8⽇にかけて、停滞前線の影響により⿅児島県では記録的な⼤⾬が発⽣しました。特に8⽉8⽇未明には線状降⽔帯が発⽣し、霧島市を含む広範囲で甚⼤な被害が確認されています。霧島市福⼭町牧之原では24時間降⽔量 515.5ミリ、霧島市溝辺では 506.5ミリなど、観測史上1位を更新する記録的な豪⾬となりました。

この豪雨により、鹿児島県内では人的被害や住家被害が相次ぎ、霧島市では多数の床上浸水や床下浸水が確認されています。また、土砂災害や河川の氾濫による甚大な被害が報告されています。

2.⽀援の概要

当社グループは、霧島市と締結している災害廃棄物処理に関する協定に基づき、以下の支援を実施しています。

8⽉10⽇(⽇)

霧島市より仮置場の運営および災害廃棄物処理に関するご相談の連絡を受ける。

8月13日(水)

当社グループ社員が現地を訪問し、仮置場のレイアウト設計、必要な人員や重機資機材のアドバイスを提供。

8月16日(土)

当社グループのアドバイスを参考に、霧島市が民間事業者から土地の提供を得て仮置場を開設。

※市有地以外での仮置場運営における留意点やノウハウに関するアドバイスを実施。

8月18日(月)

当社グループから社員を派遣し、12名体制で仮置場運営の支援を開始。

8月21日(木)

災害廃棄物処理の支援として、荷下ろし、分別、積込、運搬、処理を開始。

9月8日(月)

当社グループの蓄積した運営ノウハウをもとに人員配置を最適化し、社員数を12名から7名に削減し、仮置場運営の支援を継続。

9月30日(火)

一般の方の持ち込みは終了。地元業者様対応の木くず・家電4品目・スクラップ・処理困難物の搬出作業を継続。

10⽉4⽇(⼟)

仮置場から当社グループ行きの搬出を完了。(搬出量:約620t)

10月15日(水)

霧島市の清掃センターからの堆積災害廃棄物処理追加依頼を対応。災害廃棄物の搬出を開始。

10月20日(月)

同センターからの災害廃棄物の搬出が完了。(搬出量:約512t)仮置場から当社グループ社員の撤退を完了。

11月13日(木)

当社リサイクルセンターにおける災害廃棄物の処理は全工程を完了し、総計約1,133tの廃棄物を適正に処理いたしました。

当社グループは、大規模自然災害発生時において、自治体や地元業者だけでの災害廃棄物処理が困難な場合に、円滑・迅速かつ適正な処理に協力することを目的として、各自治体からの要請に応じて災害廃棄物処理に関する協定の締結や災害廃棄物処理計画の策定に取り組んでいます。

被災された方々の一番の願いは「一日でも早く元の生活を取り戻す」ことです。今後も長年の廃棄物処理の経験とノウハウを活かし、対応力をさらに向上させてまいります。

本リリースに関するお問い合わせ先

大栄環境株式会社 総合政策本部
IR・サステナビリティ推進部

TEL:078-857-5276(受付時間 9時〜17 時)
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