大栄環境グループ

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エネルギー創造

廃棄物というかけがえのない資源と
自然の力をエネルギーに

廃棄物からエネルギーを高効率的に回収し、発電や熱利用を行っています。
既存の施設に加えて、2022年11⽉より⾷品残さ等の有機性廃棄物から発⽣するバイオガスで発電を⾏うメタン発酵施設を稼働、
2023年5⽉にはさまざまな廃棄物とバイオマス資源を混焼することで発⽣する熱エネルギーを利⽤した発電施設を稼働開始いたしました。
廃棄物というかけがえのない資源からエネルギーを創造し、地域循環共生圏構築にこれからも積極的に取り組みます。

廃棄物エネルギーの有効利用で持続可能な社会を目指す

廃棄物バイオマス発電

廃棄物をエネルギー源として発電、熱利用

「バイオマス」とは、動植物等の生物から作り出される有機性のエネルギー資源で、一般に化石燃料を除くものを総称しています。バイオマス資源とともにさまざまな廃棄物から得られる熱と電気を社内外へ供給しています。

施設紹介
  • 三重リサイクルセンター エネルギープラザ(三重県伊賀市)

    許可能力:636t/日(焼却)、187t/日(焙焼)
    定格発電能⼒:4,050kW

    廃棄物から得られる熱と電気を社内外に供給しています。焼却灰は焙焼炉で土木資材にリサイクルするなど、エネルギーの有効活用とマテリアルリサイクルを組み合わせた独自の複合型リサイクルシステムです。

    エネルギープラザ
  • DINS関西バイオエタノール事業所(大阪府堺市)

    許可能力:86t/日(焼却)
    定格発電能⼒:1,950kW

    廃木材や廃ジュース、廃アルコール等のバイオマス原料から、バイオエタノールを製造しています。また、エタノールの原料に適さない廃木材は併設する発電設備で、蒸気と電気エネルギーを回収し、施設内で利用。余剰電力は売電しています。

    DINS関西バイオエタノール事業所
  • 三木バイオマスファクトリー(兵庫県三木市)

    許可能力:440t/日(焼却)
    定格発電能⼒:11,700kW

    2023年5⽉に稼働を開始した、⾼効率なサーマルリサイクル施設。地域から発⽣する廃⽊材や⾷品残さ等のバイオマス資源とさまざまな廃棄物を混焼し発電を⾏い、リサイクルセンターで使⽤する全ての電⼒を賄うことが可能です。また、余剰電⼒は電⼒会社に売電し、その⼀部を買い戻して、グループ本部ビルの電⼒として利⽤することで、電⼒由来CO₂排出量実質ゼロとするスキームを開始いたしました。

    三木バイオマスファクトリー
    プレスリリース
    グループ本部ビルの使⽤電⼒ CO₂排出量
    実質ゼロスキームの開始について

バイオガス発電

有機性廃棄物から回収するメタンで発電

バイオマス資源からメタンを回収して発電する仕組みを「バイオガス発電」といい、ガスエンジンにより発電を行います。

施設紹介
  • 伊賀リサイクルセンター メタン発酵施設(三重県伊賀市)

    許可能力:320t/日
    定格発電能⼒:1,980kW

    メタン発酵施設では、有機性廃棄物(食品残さ・有機汚泥・廃液等)からメタン菌の働きによりバイオガスを取り出し、このバイオガスを発電に利用します。

    三重メタン発酵施設プレスリリース

冷却で発生する熱の有効活用

トランスヒート®コンテナ

余熱利用で地域に貢献。
無駄を省き、新たなエネルギーを届けます。

従来は専用の大型トレーラーでしか運べなかった熱エネルギーを小型のコンテナに蓄熱できる「トランスヒート®コンテナシステム」を開発。これにより約1,820メガジュールのエネルギーを地域に供給可能。溜めた熱エネルギーは温泉宿泊施設「サンピア伊賀」に届けられ、天然温泉「芭蕉の湯」に利用されています。

熱の宅配便®「トランスヒート®コンテナ」のしくみ

※熱の宅配便®「トランスヒート®コンテナ」は三機工業株式会社の登録商標です。

埋立完了跡地の再利用

太陽光発電

処分場の跡地を活用して再生可能エネルギーを創出

年間約550万kWhの発電を行っています。

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